医療用語集

多脾症

たひしょう
Polysplenia

多脾症は、通常1つしかない脾臓が複数存在する先天性の状態で、内臓の位置異常や心臓、血管の奇形を伴うことが多い。

脾臓は免疫機能に関与するため、多脾症では免疫系や血液の循環に影響が出ることがある。また、心臓や肺の異常を伴うケースもあり、特に小児期に診断されることが多い。症状や合併症の有無に応じて、適切な治療や経過観察が必要となる。